気楽会の観光案内課
第30回6月12日(日)参加者募集中です。
第30回「気楽会の観光案内課」
日時:2016年6月12日(日)9:00~16:00
集合場所:気仙沼市役所
参加費:2000円
お問い合わせはメールで
kesennuma_kirakukai@yahoo.co.jp 主催:気楽会
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どうも、TKです。
東京でも、そこまですさまじくはないですが、在住気仙沼人同士の忘年会がありました。
激動の一年を駆け抜けてきた気仙沼人仲間が集う忘年会。
震災以来、気仙沼にボランティアで行ったなど、気仙沼に何かしら貢献された方が経営されてるお店にお礼がてらに色々足を運んできたが、今年を締めくくるには、やはり気仙沼と震災後にご縁をもったお店で締めくくりたい。
という事でセレクトしたお店は東京江東区にある焼肉ドラゴ(二号店)。
【URL】
http://r.gnavi.co.jp/gacj901/
このお店は、震災直後の一番大変な気仙沼に真っ先に駆け付けて、何と1ヶ月もの炊き出しをしてくれた、気仙沼の大恩人、元貴闘力関が経営しているお店。
震災以来、沢山の著名人が気仙沼に訪れ、市民を励ましたり、ボランティア活動をしてくれたが、これ程気仙沼で長い期間炊き出しした人は他に聞いた事がない。
しかも貴闘力関はオープンさせて間もない自分の店の経営を犠牲にしてまで人助けを選択したのである。
その当時のスポーツ新聞の取材でこう述べている
「お金がないのに店をあけるのはアホかもしれない。でも俺は神戸出身。震災の時にはみんなに母親を助けてもらったから。石巻、気仙沼には是非行きたい。能書きたれてるより行動しないと」
んーかっこよすぎる。まさに男の中の男である。
そして実際に気仙沼に行き気仙沼小学校に寝泊まりし、一ヶ月にも及ぶ炊き出しをしてくれたのである。
個人レベルの活動としてはMVP級のボランティア活動だ。
もうこれは、さすがに気仙沼人としてお礼の一言ぐらい言わなければ気が済まないというものである。
そこで、在京気仙沼人15人で焼肉ドラゴに行って来ました。
焼肉ドラゴと言っても、本店と二号店があり、当の本人貴闘力関は本店に常駐し、二号店にも時折、顔を出すという。
僕達が予約したのは二号店だ。
本店は狭くて大人数が座る席の確保が難しいという事で、泣く泣く二号店の予約となった。
今回はアポなし訪問であり、気仙沼人というキーワードは伏せての予約。
貴闘力関に会える確率は半々だ。
入店すると、4、5人のスタッフが忙しそうに店内を駆け回っており、客の入りも上々。さすがの人気店である。
そして、自分達が座ったテーブルの目の前の壁には、大きな寄せ書きが貼られていた。
これは貴闘力関にお世話になった気仙沼小学校で避難所生活を送っていた気仙沼市民からの貴闘力関への感謝の寄せ書きである。
貴闘力関が1ヶ月の炊き出しを終え、気仙沼を離れる時に避難所の人達からもらったものなのだろう。
店の目立つ所に貼ってあるのは貴闘力関の気仙沼に対する想いが伝わってくる。
程なくして、全員が揃ったところで乾杯。
他店では見たことのない、ステーキじゃないのにステーキサイズの分厚いタンやハラミなどのお肉が運び出されてくる。
「横綱盛り」というメニューに至っては、1キロの肉がドッサリてんこ盛りで出てくる。
もうこれは、ライオンに食べさせるエサである。
大概のメニューは相撲さんサイズのお肉だ。
味ももちろん、高級焼肉店で食べる和牛肉と何ら変わりなく、激うまである。
美味しいお肉とビールで、会話も弾み、忘年会も盛り上がって来た。
しかし、やはりあの男に会えないのでは、今回の目的が達成出来ない。
なかなか顔を出さない貴闘力関に不安を覚え、遂にスタッフに我々が気仙沼人である事と、今回の忘年会の趣旨を伝えた。
そうすると、スタッフは
「親方はもうすぐ来ると思いますよ。わざわざお礼に来てくれたんですか。なら親方は喜ぶと思いますよ。親方には黙っときます」
と笑顔で返答。
確実に会える事が確認出来て一安心。
あとは貴闘力関の登場を待つのみ
それから間もなくして、遂に貴闘力関が二号店に入ってきた!
スタッフも大柄な人が多いが、貴闘力関が放つオーラは体格以上に一際でかく感じる。
さすが、現役当時、小錦、曙といった怪物外人力士とバリバリ張り合ってきただけあって、闘う男としての力強い風格がにじみ出ている
店に入ってくるや否や、なぜか、僕らの席に真っ先に、足を運び、「どうも!いらっしゃいませ!」と元気よく一礼。
こっちはあっけにとられつつ、慌てて、「あっ、どうも」と軽い会釈で返す。
すぐ立ち去ってしまったが、その後も各テーブルに同様な挨拶回りを敢行。
貴闘力関自ら、挨拶に来るなんて、なかなか嬉しい粋な心配りである。
あとはこっちからサプライズを仕掛けるタイミングだ。
サプライズとしては、用意した感謝状を読み上げ、感謝状と共に気仙沼の縁起物である、天旗をプレゼントするというもの。
貴闘力関が本店に帰ってしまう前にサプライズを敢行したいところだが、天旗に貼りつける寄せ書きを作成するのに手間取ってしまう。
参加者皆に一言、貴闘力関に対し、感謝の言葉を書いてもらう事にしたのだが、初めに書いた人が長文のメッセージを書いてしまった為、次書く人も長文を書かなきゃいけない空気になってしまい、一人、一人書く時間が長くなってしまったのだ。
更に、悪い事に、皆いい感じで酔っ払ってしまった為、なかなか思うように文が書けず、悪戦苦闘。
貴闘力関が来てから一時間経っても書き終わらない。
やばい、このままでは本店に貴闘力関が帰ってしまう。
ヒヤヒヤしながら、皆が寄せ書きを書き終えるのを待つ。時間との戦いだ。
しかし、貴闘力関が常連客と話込んでたお陰もあって、何とか帰ってしまう前に参加者全員の寄せ書きを書き終え、準備完了。
遂にその時が来た。
店員に貴闘力関を呼んでもらう。
えっ何事だろう?と少し戸惑いながら近づいてくる貴闘力関。皆で立ち上がり、気仙沼人である事を告げ、今回気仙沼を助けてくれた事に対するお礼の為に来た旨を伝える。
貴闘力関は少し驚いた表情と
、申し訳なさそうな感じで、「あぁ、わざわざすいません」
とやや恐縮気味である
そして、感謝状を読み上げた。
「感謝状
鎌苅忠茂殿
あなたは東日本大震災において
あの力強い闘志溢れる土俵上の貴闘力そのままに熱い男気と果敢なる行動で私達のかけがえのない故郷気仙沼に沢山の笑顔と生きる希望を与えて下さいました
私達は決して忘れません このご厚情に心より深く感謝の意を表します
平成23年12月27日
気仙沼人一同」
読み終え、感謝状を手渡すと、その異変な空気を察知した、他のお客さんからも大きな拍手が沸き上がった。
サプライズは成功した。
その後、貴闘力関が「せっかくですから、皆で記念写真撮りましょう」と言って下さり、皆で記念撮影をパシャリ。
いやぁ、貴闘力関は思った通り、紳士的で物腰が低い、実にいい方でした
貴闘力関、ごっつぁんでした。
これにて、忘年会の目的は達成された
当初、この忘年会は突然決まったことで、年末という事もあり、なかなか皆予定が合わず、人数集めに苦心したが、それでも「RE:US気仙沼メンバー」を中心に15人もの人達がこの会の趣旨に賛同し、参加してくれた。
本当に有難いです。
これからも、貴闘力関同様、知りえた善意に対しては気仙沼人としてお礼を言って行くつもりです
一度ボランティアで気仙沼と関わりを持った以上は、その一度きりの付き合いではなく、出来るだけこのご縁を大切にしたいものです
このご縁を大切にする事がゆくゆくは復興に向けて、大きな力となるのではないでしょうか
焼肉ドラゴはツィッターを見るかぎり、気仙沼という言葉が何度も登場し、ことのほか気仙沼をごひいきにしている事が伺いしれます。
焼肉ドラゴは気仙沼の大の味方なのです
。
もし、両国の近くにお寄りの際は、是非、「焼肉ドラゴ」に立ち寄って見て下さい
がっつり美味しいお肉を食べながら、貴闘力関と気仙沼トークができますよ
では皆さん、来年は凄くいいお年を!
あっ、因みに有馬記念、密かに万馬券的中させました(^^)v
東京でも、そこまですさまじくはないですが、在住気仙沼人同士の忘年会がありました。
激動の一年を駆け抜けてきた気仙沼人仲間が集う忘年会。
震災以来、気仙沼にボランティアで行ったなど、気仙沼に何かしら貢献された方が経営されてるお店にお礼がてらに色々足を運んできたが、今年を締めくくるには、やはり気仙沼と震災後にご縁をもったお店で締めくくりたい。
という事でセレクトしたお店は東京江東区にある焼肉ドラゴ(二号店)。
【URL】
http://r.gnavi.co.jp/gacj901/
このお店は、震災直後の一番大変な気仙沼に真っ先に駆け付けて、何と1ヶ月もの炊き出しをしてくれた、気仙沼の大恩人、元貴闘力関が経営しているお店。
震災以来、沢山の著名人が気仙沼に訪れ、市民を励ましたり、ボランティア活動をしてくれたが、これ程気仙沼で長い期間炊き出しした人は他に聞いた事がない。
しかも貴闘力関はオープンさせて間もない自分の店の経営を犠牲にしてまで人助けを選択したのである。
その当時のスポーツ新聞の取材でこう述べている
「お金がないのに店をあけるのはアホかもしれない。でも俺は神戸出身。震災の時にはみんなに母親を助けてもらったから。石巻、気仙沼には是非行きたい。能書きたれてるより行動しないと」
んーかっこよすぎる。まさに男の中の男である。
そして実際に気仙沼に行き気仙沼小学校に寝泊まりし、一ヶ月にも及ぶ炊き出しをしてくれたのである。
個人レベルの活動としてはMVP級のボランティア活動だ。
もうこれは、さすがに気仙沼人としてお礼の一言ぐらい言わなければ気が済まないというものである。
そこで、在京気仙沼人15人で焼肉ドラゴに行って来ました。
焼肉ドラゴと言っても、本店と二号店があり、当の本人貴闘力関は本店に常駐し、二号店にも時折、顔を出すという。
僕達が予約したのは二号店だ。
本店は狭くて大人数が座る席の確保が難しいという事で、泣く泣く二号店の予約となった。
今回はアポなし訪問であり、気仙沼人というキーワードは伏せての予約。
貴闘力関に会える確率は半々だ。
入店すると、4、5人のスタッフが忙しそうに店内を駆け回っており、客の入りも上々。さすがの人気店である。
そして、自分達が座ったテーブルの目の前の壁には、大きな寄せ書きが貼られていた。
これは貴闘力関にお世話になった気仙沼小学校で避難所生活を送っていた気仙沼市民からの貴闘力関への感謝の寄せ書きである。
貴闘力関が1ヶ月の炊き出しを終え、気仙沼を離れる時に避難所の人達からもらったものなのだろう。
店の目立つ所に貼ってあるのは貴闘力関の気仙沼に対する想いが伝わってくる。
程なくして、全員が揃ったところで乾杯。
他店では見たことのない、ステーキじゃないのにステーキサイズの分厚いタンやハラミなどのお肉が運び出されてくる。
「横綱盛り」というメニューに至っては、1キロの肉がドッサリてんこ盛りで出てくる。
もうこれは、ライオンに食べさせるエサである。
大概のメニューは相撲さんサイズのお肉だ。
味ももちろん、高級焼肉店で食べる和牛肉と何ら変わりなく、激うまである。
美味しいお肉とビールで、会話も弾み、忘年会も盛り上がって来た。
しかし、やはりあの男に会えないのでは、今回の目的が達成出来ない。
なかなか顔を出さない貴闘力関に不安を覚え、遂にスタッフに我々が気仙沼人である事と、今回の忘年会の趣旨を伝えた。
そうすると、スタッフは
「親方はもうすぐ来ると思いますよ。わざわざお礼に来てくれたんですか。なら親方は喜ぶと思いますよ。親方には黙っときます」
と笑顔で返答。
確実に会える事が確認出来て一安心。
あとは貴闘力関の登場を待つのみ
それから間もなくして、遂に貴闘力関が二号店に入ってきた!
スタッフも大柄な人が多いが、貴闘力関が放つオーラは体格以上に一際でかく感じる。
さすが、現役当時、小錦、曙といった怪物外人力士とバリバリ張り合ってきただけあって、闘う男としての力強い風格がにじみ出ている
店に入ってくるや否や、なぜか、僕らの席に真っ先に、足を運び、「どうも!いらっしゃいませ!」と元気よく一礼。
こっちはあっけにとられつつ、慌てて、「あっ、どうも」と軽い会釈で返す。
すぐ立ち去ってしまったが、その後も各テーブルに同様な挨拶回りを敢行。
貴闘力関自ら、挨拶に来るなんて、なかなか嬉しい粋な心配りである。
あとはこっちからサプライズを仕掛けるタイミングだ。
サプライズとしては、用意した感謝状を読み上げ、感謝状と共に気仙沼の縁起物である、天旗をプレゼントするというもの。
貴闘力関が本店に帰ってしまう前にサプライズを敢行したいところだが、天旗に貼りつける寄せ書きを作成するのに手間取ってしまう。
参加者皆に一言、貴闘力関に対し、感謝の言葉を書いてもらう事にしたのだが、初めに書いた人が長文のメッセージを書いてしまった為、次書く人も長文を書かなきゃいけない空気になってしまい、一人、一人書く時間が長くなってしまったのだ。
更に、悪い事に、皆いい感じで酔っ払ってしまった為、なかなか思うように文が書けず、悪戦苦闘。
貴闘力関が来てから一時間経っても書き終わらない。
やばい、このままでは本店に貴闘力関が帰ってしまう。
ヒヤヒヤしながら、皆が寄せ書きを書き終えるのを待つ。時間との戦いだ。
しかし、貴闘力関が常連客と話込んでたお陰もあって、何とか帰ってしまう前に参加者全員の寄せ書きを書き終え、準備完了。
遂にその時が来た。
店員に貴闘力関を呼んでもらう。
えっ何事だろう?と少し戸惑いながら近づいてくる貴闘力関。皆で立ち上がり、気仙沼人である事を告げ、今回気仙沼を助けてくれた事に対するお礼の為に来た旨を伝える。
貴闘力関は少し驚いた表情と
、申し訳なさそうな感じで、「あぁ、わざわざすいません」
とやや恐縮気味である
そして、感謝状を読み上げた。
「感謝状
鎌苅忠茂殿
あなたは東日本大震災において
あの力強い闘志溢れる土俵上の貴闘力そのままに熱い男気と果敢なる行動で私達のかけがえのない故郷気仙沼に沢山の笑顔と生きる希望を与えて下さいました
私達は決して忘れません このご厚情に心より深く感謝の意を表します
平成23年12月27日
気仙沼人一同」
読み終え、感謝状を手渡すと、その異変な空気を察知した、他のお客さんからも大きな拍手が沸き上がった。
サプライズは成功した。
その後、貴闘力関が「せっかくですから、皆で記念写真撮りましょう」と言って下さり、皆で記念撮影をパシャリ。
いやぁ、貴闘力関は思った通り、紳士的で物腰が低い、実にいい方でした
貴闘力関、ごっつぁんでした。
これにて、忘年会の目的は達成された
当初、この忘年会は突然決まったことで、年末という事もあり、なかなか皆予定が合わず、人数集めに苦心したが、それでも「RE:US気仙沼メンバー」を中心に15人もの人達がこの会の趣旨に賛同し、参加してくれた。
本当に有難いです。
これからも、貴闘力関同様、知りえた善意に対しては気仙沼人としてお礼を言って行くつもりです
一度ボランティアで気仙沼と関わりを持った以上は、その一度きりの付き合いではなく、出来るだけこのご縁を大切にしたいものです
このご縁を大切にする事がゆくゆくは復興に向けて、大きな力となるのではないでしょうか
焼肉ドラゴはツィッターを見るかぎり、気仙沼という言葉が何度も登場し、ことのほか気仙沼をごひいきにしている事が伺いしれます。
焼肉ドラゴは気仙沼の大の味方なのです
。
もし、両国の近くにお寄りの際は、是非、「焼肉ドラゴ」に立ち寄って見て下さい
がっつり美味しいお肉を食べながら、貴闘力関と気仙沼トークができますよ
では皆さん、来年は凄くいいお年を!
あっ、因みに有馬記念、密かに万馬券的中させました(^^)v
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