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気楽会の観光案内課 



第30回6月12日(日)参加者募集中です。

第30回「気楽会の観光案内課」
日時:2016年6月12日(日)9:00~16:00
集合場所:気仙沼市役所
参加費:2000円

お問い合わせはメールで
↓↓↓↓

kesennuma_kirakukai@yahoo.co.jp 主催:気楽会
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アキヒロです!

先日気仙沼に帰省した際に立ち寄ったお店を紹介します。
P1030003.JPG















まずは仮設商店街の【復幸小町 田谷通り】にあります
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【こけし食堂】です。
初・仮設商店街です。店内はカウンター6,7席程度で、テーブル席が3つくらいでした。
お昼前でしたが、かなりの賑わっていました。
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【みそチャーシュー麺 太麺】を注文しました。
ニンニクがっつりのスープに太麺が絡み合って、
どんどん箸が進みました。
またこの分厚いチャーシューがとろけるような柔らかさで、まったく隙がないおいしさです。
太麺ですが注文してから出てくるスピードが早かったのも嬉しかったです。
オススメのお店ですね。服に付いたニンニクの匂いは勲章です。

続きまして、紹介するのは同じ仮設商店街にあります
【らいむらいと】です。
7968e939.jpeg

















前々から行ってみたかったお店でした。
P1030068.JPG















【醤油チャーシュー麺】を注文しました。
スープの色は濃厚ですが、わりとあっさりとした味で、
麺は細麺で昔懐かしい食感でした。
そして肝心なチャーシューですが、これまたとろけるような柔らかさで
気仙沼のラーメン店のポテンシャルの高さ、チャーシューのクオリティに驚かされました。
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帰りにサービスでバッチをもらいました。
気仙沼らしいアットホームな雰囲気で何度も通いたくなるお店でした。
P1030002.JPG
















気仙沼であまりラーメンを店で食べる機会が少なかったのですが、
思い出があるのは高校時代に食べていた「麺八珍(めんぱっちん)」の【CCラーメン】(500円くらい)という
ラーメンの中にレモンを入れるという豪快なラーメンです。
誰に聞いても「知らない」と言われるのですが、
どなたか思い出を共有できる方はいらっしゃいますでしょうか?

見た目のインパクトは覚えているけど、味は忘れてしまったアキヒロでした。
 
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やまだ@仙台です。

あべくんも書いてましたが
昨日は「気仙沼さんま寄席」が行われていて
僕も仙台から落語を観に言ってました。
http://www.1101.com/shinosuke2012/index.html

1000人くらいの人が一度に気仙沼を訪れる、
というのはすごいことですよね~。
市内を歩く方々もけっこういたので、いつもと違う様子に
気が付いた方も多かったんじゃないでしょうか。

志の輔さんの落語は本当に素晴らしかったので
ぜひまた何度でも気仙沼に来ていただきたいなと
心から思いました。


そして、話はちょっと余談になるのですが、
スタッフとして参加していた阿部くんが
本番の最後で披露した「どや節」と打ち上げの「どや節」
でとってもがんばっていたので、そのことをここで
触れておきたいと思います(^^;

120325-193600.jpg
会場のみなさん、ハラハラドキドキしながらも
阿部くんにくぎ付けでした☆

阿部くん、今度は気楽会の飲み会でも
どや節をぜひご披露くださいね~(^^)/



あ、そして、本題です(笑)

昨日に気仙沼さんま寄席に合わせてですが
我らが気仙沼の誇るアンカーコーヒーさんと
ほぼ日さんがコラボした3種類のブレンドが
販売開始になっています。

120325-101842.jpg

















120325-101822.jpg

















気仙沼市内だと田中前店に売っていますので
ご自宅用に、県外の方へのお土産用に
ぜひ買い求めくださいね☆

やっちさんは、ほぼ日上にもばっちりと
登場しちゃっていますので、こちらも合わせて
読んでみてください!!
http://www.1101.com/coffee/2012-03-22.html
http://www.1101.com/coffee/2012-03-23.html
http://www.1101.com/coffee/2012-03-24.html





 


あべです。

今日は、「気仙沼さんま寄席」!!
ほぼ日さんと気仙沼のスタッフと企画した落語会。
私も目黒のさんま祭スタッフとして、お手伝いしてきました~
お会いした皆さま、お世話様でございました!!

・ほぼ日刊イトイ新聞 気仙沼さんま寄席
http://www.1101.com/shinosuke2012/index.html


会場となった市民会館には、1,000人ものお客さん!!
遠方より落語を見に、そして気仙沼の今を感じに来てくれました~

立川志の輔さんの落語、糸井重里さんのトーク、会場を盛り上げたドヤ節、打上げ会場での八幡太鼓などなど、素晴らしい時間ばかり!!みんなで笑いあって、しあわせになって元気をもらいました。

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↑打ち上げの様子です~


秋が来れば、こんどは目黒のさんま祭りが待っています。
「気仙沼丸」が元気に進むよう、がんばります。


祝!ベガルタ仙台開幕三連勝!! 勝利の美酒に酔っているR-1です。こんばんわ。

何気に新聞を読んでいたら市内の学校の先生の異動の記事が載っていた。
知ってる先生がいないか見ていたら、結構いましたね。僕が小中学校の時にいた先生や高校時代の部活の顧問の先生も載っていました。校長になられた先生もいましたね。
中には今年で御退職される先生もおられます。

高校を卒業してだいぶ経ちますけど、昔と変わらず教鞭を振るわれているであろう先生方の名前をみたら、ふと学生時代が懐かしくなりました。

PS.後輩が1ヶ月くらい入院することになったんで暇つぶしに何か持って行ってあげようと思うんですけど、何を持って行ったら良いか迷ってます。
  


 かずきです。今夜は南町のヴァンガードにて定例会&復興を語る会でした。春の訪れとともに、気楽会の活動もいよいよ始動します。来月8日(日)には気楽会の観光案内課を予定しています。内湾エリアを中心に、被災地の現状を知っていただくとともに、復興に向けて立ち上がる「人」「お店」を自分たちの目線でご案内していくツアーです。募集要項など、詳細が決まったらリリースしますので、よろしくお願いします!

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*前回の観光案内課(昨年11月)


 先日の3月20日(火・春分の日)。
 昨年の福興花畑プロジェクトや、歌津中学校での夏祭りなどで一緒に活動した東京のボランティアグループ「チームカイト」の皆さんに誘われて、大船渡市で行われたプロの和太鼓奏者集団「梵天」による『』に行ってきました。
 「梵天」は、浜崎あゆみさんとコラボをしたりと世界で活躍する和太鼓集団。

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 昼の部は、大船渡市の末崎小学校の体育館。

 夜の部は、大船渡市立根地区の公民館で公演が行われました。
 
 立根公民館では、梵天の演奏前には、地域に伝わる「川原鎧剣舞」地元の保存会の方によって演舞も行われました。
 
 この川原崎演舞は、平家一族の亡霊を義経の家来・武蔵坊弁慶が退散・除霊させるというシナリオ。
 
 東北と義経伝説の深い繋がりは、三陸地方の沿岸部にも伝わっているという歴史ロマンを肌で感じてきました。
 
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 剣舞の後には、梵天の演奏。
 
 
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 力強くて激しい太鼓の音が狭い公民館を震わせます。
 
 普段、気仙沼などで聞く八幡太鼓などとも違う創作音楽の世界に、僕もすっかり魅了されてきました。
 


昨日、チョイと用事があって仙台に行ってきました。


そこで、チョイと立ち寄って来ました。

泉アウトレットパークの隣にある泉タピオ内一階の、チョイと奥まった場所に見慣れた赤と白の看板。


ど真ん中、ガッツリ錨マーク!!

そう我らがアンカーコーヒーの看板です!!


実はここ、期間限定の店舗。

『フルセイルコーヒー泉タピオ店』です (^∇^)b


定番のコーヒーや焼きドーナツはもちろん、この店舗では仙台のケーキ屋さんとコラボして「ケーキバイキング」を開催中だそうです。


うーん、ケーキ旨そう。

ヤバイ…オイラ痩せなきゃダメなのに…

我慢しないと、せっかくのダイエットが…



って、無理ぃぃぃぃっ!!!!!





結局食べちゃいましたとさ(笑)



ではまたね(=゜ω゜)ノ 伸





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鈴木類です。

3月も下旬になりますが、朝晩、まだ寒さが続きます。

日中はそれほどでもなくなってきましたが、
夜ともなると氷点下を逃れられない夜が続きますね。

皆様におかれましてはもうしばらくの寒さ、ご自愛下さい。

-------------

今回の酒場放浪記は気仙沼市古町にあるあか提灯、

”はな”

気仙沼駅前の通りから裏路地に入るはなは、
車で生活しているとなかなか気付きにくい場所にあります。

のれんをくぐる前と後でのギャップに驚いたお店です。


歩くことで気付く名店、実は結構あるのではないでしょうか?

今宵は一体、どんな酒と肴に出会えるんでしょう?





※クリックで拡大(以下すべて)

PM 9:00

日もとうに暮れた時刻、赤提灯はこれから、とこうこうと灯る。

ここは気仙沼の玄関口、JR気仙沼駅のある国道を
30mほど八日町方面へ歩いた路地裏にあるお店である。

冒頭の画像は国道沿いにあるが、そこからひょいと路地をのぞくと
若干奥にたたずんでいる。

初めて訪れる店は案外緊張するものだ。

町並みや公共のそれとは違い、
他人の家の敷居を跨ぐような、一種の緊張感がある。

はなの場合、戸を開けた先にどんな光景が待っているのだろうか?


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扉を開けると、奥行きのある店内が待っていた。

右手にカウンター、左手にこあがりといった、スタンダードではあるが
非常に安心感のある店内である。


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その安心感をふくらませているのが、茅のようなもので演出された
天井や庇(ひさし)である。

室内のなかの室内といえばよいのか、包まれた雰囲気が見事だ。

同時に、「はな」というだけあって、目立ってはいないが所々に植物を
あしらった演出がある。




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カウンター正面の庇(ひさし)の下、いすに座る。

すると笑顔で女将さんが飲み物を尋ねてくれた。

さっそく熱いおしぼりで手を拭きながら生ビールを注文し、
メニューを探していると、お通しは4品あることを告げられる。

前回訪れた大ちゃんを思い出し、嬉しくなる。



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洒落たお盆に4品同時で出てきたが、紹介するとすれば
まずはじめは豆腐にもやしや人参をあんかけとした小鉢。

最初に口に運ぶには、非常にスムースである。
塩加減が仕事帰りの体をほっとさせる。



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めかじきを塩胡椒で軽く焼いた焼き物。
胡椒の香りがめかじきによく合うことに気がつく。

また、1杯目のビールとの相性がピッタリなのである。


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定番のマカロニサラダ。妙にホッとさせてくれる。




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そして特筆させて頂きたいのが、手作りの卵焼きである。

厚さといい、大きさといいちょうどよく、何よりその甘みの加減に驚く。

幼少の頃、母親に作ってもらった卵焼きの味を重ねるが
田舎の卵焼きは甘い、という思い出がにじみ出て来た。

若干甘みがまさったその味は、ぎゅっと締まった歯ごたえと相まって
口の中で何度も噛んでしまった。



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この四品で肴は十分であった。



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女将さんに話を聞くと、
南町交番近くの飲み屋街で、「蔦(つた)」という名のスナックを
20年近く経営されていたという。

その後不幸にも火事に遭い、
煎餅坂に移転し、営業を続けていらっしゃったが、
6年ほど前に古町のここで居酒屋として開始されたそうだ。



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しばらく女将さんと震災時の話が続いた。

松岩のスーパーで地震に遭い、車で5分ほどの自宅へ戻ったが
付近の地域では防災無線がほとんど聞こえず、
津波が襲来した事が全くわからなかったそうである。

林の向こうに火の手を確認したときに、
地震による火災と勘違いしていた、とも話してくれた。

店内は思いのほか、地震による被害は少なく、
程なくして営業を再開されたそうだ。



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ご常連と乾杯し、話をしながら店内を眺めて見る。

証明の具合と店内に飾られた花々、無造作に並べられた
キープボトルが妙にしっくりとくるし、落ち着きを感じる。


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かつお船が入ってくると、なじみの船員が顔を出すという。

やはり鰹、秋刀魚の時期に改めて訪れたいと思う。



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めかじきの刺身を注文する。

是非拡大写真で見て欲しいのだが、色つや、味ともに抜群である。

めかじきは場合によって、水っぽさが強いものや
アンモニア臭の目立つものもあるが、新鮮なものは
それを全く感じさせず、みずみずしさを含んでいる。



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女将さんのお薦めで、にんにくと生姜を同時に試してみる。

いつもはわさびだが、鰹のような頂き方が、
めかじきにも意外に合う事に初めて気付かされた。

脂を多分に含むめかじきへ、まず生姜のさっぱりとっした
感覚が舌へマッチし、少しあとに香るにんにくが
口中に広がる仕組みだ。


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それに合わせるのは日本酒の・・、といいたいところだが、
本日は女将さんが強くお薦めする宮崎・櫻の郷醸造が造る芋焼酎・蔵の文太。

黒麹独特の香ばしい香りと、スパッと切れる後味がまさにぴったりであった。
めかじきのような脂分が多い刺身には、キレのよさで白麹よりもやはり黒麹である。

口の中で味わうめかじきを焼酎で喉の奥へさっと流し込む。
そのあとには芋独特のこうばしい香りが鼻を突き抜ける。

食べ合わせは、なにも日本酒だけではない。



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3時間ほど楽しんだはなをあとにしたが、
生ビール2杯、焼酎と小鉢・刺身 あわせて5品で
3,000円を切る料金は非常に良心的である。

この隠れ家的憩いの場所を、是非お薦めしたい。



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居酒屋 はな
住所 気仙沼市古町3丁目1-3
☎ 0226-24-5504







会場となる「魚がし」には定員を超える30人超満員札止めとなる気仙沼人で埋め尽くされていた


その究極のアウェーであるにも拘らず、勝山氏は臆する事なく当たり前のように単身で乗り込んできた


戦いの構図としては、ホームグラウンドの山田康人が、チャレンジャー勝山氏を迎えうつ格好である


最初はお互い軽い会釈を交わすも目を合わせようとしない両者。


もう既に神経戦は始まってるようだ


そして、乾杯から一時間が過ぎ、遂に両雄が激しく火花を散らす瞬間がやってきた


あがらいでばー恒例の自己紹介タイムである。


まず、先行で勝山氏の順番が回ってきた。


それまで余裕の表情でグラスを傾け、笑顔を見せていた山田康人だったが、笑顔は消え失せ、険しい顔で、勝山氏に鋭い視線を投げ掛ける


このピリピリとした緊張感の中、勝山氏が口を開いた。


彼独特の滑舌のいい早口口調で、一気に気仙沼への想いをぶちまけたのである


震災後、ボランティアで気仙沼を訪れ、気仙沼が大好きになった事、
気仙沼の為に目黒さんま祭りで気仙沼ホルモンを焼いた事、
年末年始気仙沼で過ごした事、
等々、気仙沼への愛情を熱い口調で訴えた


彼の言葉から
「気仙沼大好き」、
「気仙沼にまた足を運びたい」、
「これからも気仙沼の為に復興支援したい」

と言った、気仙沼に対するラブコールが発せられる度に、山田康人の表情は強張り、肩をプルプル震わせながらグッと拳を握りしめ必死にこらえてるのがわかる



そして、勝山氏は最後に密かにこの日の為に気仙沼から取り寄せていた気仙沼ホルモンをいきなり取出し、今ここで焼いて皆で食べましょうとマスターに呼び掛けたのである



この勝山氏の思わぬ奇襲攻撃に周囲は騒然となり、山田康人も不意を突かれたように少し驚きの表情をみせる


気仙沼ホルモンといえば、山田康人が気仙沼を訪れて以来、その魅力にいち早く気付き、思い入れ、愛情は人一倍強い食べ物である



もしここで気仙沼ホルモンを焼いて振る舞われる事になれば、山田康人にとってはお株を奪われた格好になり、深くプライドを傷つけられるのは間違いない



果たしてあがらいでばーで初めて気仙沼ホルモンが振る舞われる事になるのか


皆、固唾を飲んでマスターの返答をまつ


しかし、マスターは首を縦に振らなかった。


店の中で気仙沼ホルモンを焼くと、店中が臭くなってしまい、2、3日臭いが取れなくなるからNGとの事である。


勝山氏はここで、気仙沼ホルモン愛が本物である事をアピールし、東京での気仙沼ホルモン売り込み隊長としての地位を不動のものにしようとしたが、無念にも不発に終わる



フィギュアスケートで言えば、大技トリプルアクセルを狙うもバランスを崩し着地に失敗し、転倒したに等しい出来事だった


この瞬間、山田康人の表情から思わず笑みがこぼれたのは言うまでもない


その絶好のアピールが不発に終わり、その後のスピーチも少し引きづったまま自己紹介を終えた勝山氏の表情は、ジャンプで失敗し、演技を終え、何とか笑顔を取り繕うとする浅田真央ちゃんの様にほろ苦いものとなった


しかし、勝山氏の気仙沼に対する想い、気仙沼ホルモンに対する熱意は観衆の心を惹き付け、大きな温かい拍手が彼を包んだのである


この沢山の気仙沼人を前に、終始堂々と自分の気持ちをぶつけ、熱弁を振るう様は、山田康人にプレッシャーを与えるには十分であった


悔やまれるのは、気仙沼ホルモンを焼けなかった事だけである


そして、その後、遂に山田康人の順番が回ってきた。

ライバルの目の前での「失敗」を見てるだけあって、表情には少し余裕が出てきてるように見える


そこで、いきなりこう切り出した

「どうも、山田です。
今日も仙台から駆け付けました。12回のあがらいでばーのうち、11回は仙台から来てます」


この言葉に皆、拍手喝采である。

それもそうである。

わざわざあがらいでばーに参加する為だけに往復2万円もする運賃を払って、仙台から駆けつける男などこの男以外他にいない


そして、この発言の意図は勝山氏を意識してのものである事は明らかだった


「君は代々木から電車で10分もかからない恵比寿からの参加だが、俺は毎回、仙台から来てるんだ。もし君が仙台であがらいでばーあったら、東京から駆け付ける事ができるか?」


康人の心中を代弁するとそう言いたかったのだろう


そして、気仙沼ホルモンの話には気仙沼ホルモンの話で勝山氏を追撃するのかと思いきや、敢えて気仙沼ホルモンの話はスルーし、復興支援ファンドの話を展開

復興支援ファンドといえば、今や山田康人の代名詞ともいえ、彼が震災後、最も熱を上げて取り組んできた事業である


気仙沼ホルモンへの愛情アピールで勝山氏を圧倒出来る自信があるにも係わらず、敢えて気仙沼ホルモンという土俵での戦いを避けたのには、山田康人の強烈なプライドが伺いしれる


つまり、同じ土俵で戦う事は、勝山氏を気仙沼大好き人間として対等な立場を認めた事に他ならず、別の話題を話す事で、自分は勝山氏の更に先を行ってる事をアピールしたいのだ


「気仙沼ホルモン?
フン、今更もう古いよ。気仙沼ホルモンは気楽会で散々今までアピールしてきただろ。
君はそんな僕が敷いたレールの上をただ歩いてるに過ぎない。
今、気仙沼に求められてるのは復興支援ファンドなんだよ!」


康人の胸の叫びを代弁す
るとそう言いたいのだろう


その後も熱を帯びた山田節は止まらず、応援している気仙沼企業に対しての支援をしきりに訴え、トークを終えた。


相変わらずの、気仙沼に対する愛情、熱烈な想いは、衰えを知らず、観衆の心をぐっと捉え、また一際大きな拍手が彼を包んだ



トークを終えた瞬間、山田康人は、完璧な演技を終えたキム・ヨナの様な、してやったりの表情で不敵な笑みとともにメガネをキラッと輝かせ、勝山氏の方を一瞥する


「勝山君、まだまだ君は青いよ」

表情からはそんな言葉を胸の内に発してるようだ


この勝ち誇る子憎たらしいほどの表情は、気仙沼大好き人間の先駆者としての自信とプライド、そして「王者」としての風格が滲み出ていた


さすが我らが山田康人


ボクシングで言えば12Rフルに戦い、3ー0で山田康人の判定勝利と言ったところだろうか


勝山氏のスピーチも実に素晴らしかったが、少しすべってしまった感が否めず、終始堂々とミスのない完璧な気仙沼愛を表現し続けた山田康人の貫禄勝ちである

こうして2人のトークによる激しい乱打戦は幕を閉じた


気仙沼愛によって激しくぶつかり合う2人であったが、戦いが終わればノーサイド精神で握手を交わしてもらいたいものである


震災後、気仙沼にボランティアで訪れ、気仙沼大好き人間が増え続けている昨今。


山田康人に挑戦状を叩きつける気仙沼大好き人間がこれからも後を絶たないだろう。


しかし、今回見せた山田康人の絶対王者としての振る舞いは、山田政権長期化の予感を感じさせる程、強烈な印象を与えた


果たして、今後、彼を超える気仙沼大好き人間が現れるだろうか。


生粋の気仙沼人としては、気仙沼ファン同士による潰し合いではなく、共存共栄を望みたいところである‥




どうも、ご無沙汰してます、TKです。

いきなりですが、明日、毎日新聞の夕刊にあがらいでばーについての記事が載るみたいなので(多分)、可能ならチェックして見て下さい。

武山ケンジさん、アキヒロファンの人は必見です。


あがらいでばー全国デビューを記念し、前回のあがらいでばーについて、違う角度、違う視点から改めてレポしていきたいと思います。


大盛況のうちに幕を閉じた、第12回あがらいでばーから早、三週間。


表向き笑いと笑顔が絶えない、賑やかな夜の宴であったが、水面下では気仙沼をめぐり、熱き2人の男のバトルが繰り広げられていた


その熱き男の2人の主人公とは、我らが山田康人と勝山聡。


山田康人といえば、今更ながら説明は不要だが、自他共に認める日本一、いや世界一、気仙沼を愛する男である。


気仙沼に対する激しい愛情はもはやストーカーの域に達し、彼の人生において気仙沼はなくてはならない存在だ。



そんな彼の前にまたしても、強力なライバルともいえる、気仙沼大好き人間が現れた。


その男の名は勝山聡。

東京恵比寿で、老舗の立呑屋を営む彼は、震災後、ボランティアで気仙沼に訪れて以来、気仙沼が大好きになり、暇を見つけては、気仙沼に足を運び、もう既に、気仙沼には10回以上行ってるという、筋金入りの気仙沼ファンである。


そんな彼の気仙沼愛を行動に現したのが、目黒さんま祭りにおける気仙沼ホルモンの販売である。


実は、昨年の目黒さんま祭りで気仙沼ホルモンを販売出来たのは彼の功績が非常に大きい。


気仙沼が好きになった彼は復興支援として、東京で何か気仙沼の為にする事がないかを真剣に考え、目黒さん祭りで気仙沼ホルモンを焼く事を思いつく。


そして、気仙沼ホルモンをさんま祭りで焼きたい旨を訴える為に、さんま祭り目黒実行委員の元に本格的な企画書を作成し、それを握りしめ一人で乗り込んだのだ。


この大胆過ぎる彼の行動と熱意に目黒側も押され、気仙沼ホルモンの出店にゴーサインを出すに至ったのである。


この勝山氏の行動がなかったら、目黒で気仙沼ホルモンを焼く事など出来なかっただろう。


このように勝山氏は気仙沼の事を真剣に考え、気仙沼支援の為なら捨て身の戦法も辞さない程、気仙沼ファンなのである


気仙沼にとって勝山氏の様な熱狂的な気仙沼ファンの出現は大変心強く、喜ばしい話ではあるが、山田康人からすると、単なる「恋敵」にしか映らない


実はこの2人、昨年秋に東京恵比寿で催された、「気仙沼を元気にする会」で顔を合わしている。


その時は、周りに人が大勢居たということもあり、2人とも社交辞令として笑顔で挨拶をしたが、山田康人の眼鏡の奥底にある目が、笑っていなかったのを僕は見逃さなかった。


言葉は悪いが、山田康人の心中を代弁すれば

「お前、これ以上調子こいたら潰すぞ」

という強力なメッセージを無言ながらも発しているように見えたのである。


その危険過ぎる、初遭遇から、早4ヵ月が過ぎ、あがらいでばーで両雄が再び、顔を合わせる時がやって来た


②へ続く


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