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気楽会の観光案内課 



第30回6月12日(日)参加者募集中です。

第30回「気楽会の観光案内課」
日時:2016年6月12日(日)9:00~16:00
集合場所:気仙沼市役所
参加費:2000円

お問い合わせはメールで
↓↓↓↓

kesennuma_kirakukai@yahoo.co.jp 主催:気楽会
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あべです。

今日は夕方時間をみつけて、鹿折の浪板→大浦→小々汐とまわってきました。


目的は、小々汐尾形家(大家)のかやぶき屋根です。
先日、震災による被害状況の調査が行われたとの新聞報道があり、気になっていました。

2009年11月のブログで紹介したこともあるのですが、そのときはおめでたい上棟式で、江戸時代より続く伝統あるかやぶき住宅に魅了されてしまいました。

(2009/11/17「尾形さんのかやぶき屋根」 kirakukai.blog.shinobi.jp/Entry/1604/ )

RIMG0114.jpg
(2009/11/17 尾形さん その1)

RIMG0112.jpg
(2009/11/17 尾形さん その2 )


というわけで、小々汐に向かったわけですが、
現在の状況はこちら↓↓

kogoshio1.jpg

かやぶきの旧家が解体されていて、大きな柱だけが残された状態です。
震災前の見事な構えを、思いだすこともむずかしく、非常に残念な気もちになってしまいました。


しかし、記憶をたどってみると3月24日時点では、かやぶきの屋根だけが残っているのを確認してました。津波や大規模な火災の被害に耐えながらも、奇跡的に残っているかやぶきは、希望の一つでした。

0324ogata.jpg
(3月24日 尾形さんのかやぶき )

帰宅後、よくよく調べてみると、解体のいきさつが分かってきました。
尾形家の建物は、築200年を超えるなど歴史的に貴重なため、県の指定有形文化財となっていました。
そのため、今回の震災後、復元を目指すプロジェクトが早急に始動し、
【屋根は解体して保管・柱や梁は回収・数年後の復元を目標】ということで進めているようです。

そのいきさつを知って、とても安心しましたが、今後とも見守っていくことが必要なんですね。
復元には、多くの費用がかかるようですし、古くから受け継がれてきた「かやぶきの家」を、国民全体の財産と考えてもよいと思います。もちろん津波の記憶を伝えていくことも大事ですね。
復元へ、何かしら応援できればいいなぁと思ってます。


そして、さいごに夕暮れの写真を1枚。

b3e5c19f.jpeg

浪板・大浦地区は、造船所がひしめき、気仙沼の漁業を大きく支えてきました。
震災では、津波と火災の大きな被害を受け、現在も断水が続いているところがあるなど、まだまだ大変な状況です。また、小さくても親しみある漁港が多くあり、好きな気仙沼の場所の一つでした。

今日は、新しい電柱が立つなど、一歩ずつ前へ進んでいることも感じました。
きれいな夕暮れを見るため、また寄ってみたいと思います。

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