第30回6月12日(日)参加者募集中です。
第30回「気楽会の観光案内課」
日時:2016年6月12日(日)9:00~16:00
集合場所:気仙沼市役所
参加費:2000円
お問い合わせはメールで
kesennuma_kirakukai@yahoo.co.jp 主催:気楽会
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♪もーいーくつ寝るとー
あと2日でお正月というところまで2009年は追い込まれました。
あべです。
ところで本日12/30 東日本放送で、「風に吹かれて・遠洋マグロ漁師になりたい」
が再放送されます(14:45~15:15)。
漁師への道を選んだ23歳の若者を、5か月密着取材した力作となっています。
ぜひチェックしてみてください。
さてさて、年末年始は映画を見てしまうということで、
先日「自虐の詩」という映画のDVDをみました。
内容はというと、
母親に捨てられ、父親は銀行強盗犯という
悲しいなまでの環境に育った「幸江」。
大人になっても、内縁の夫「イサオ」のちゃぶ台返しが日常で
決して幸せな家庭を築けない。
そんななかで、生死をさまよう事故から「幸せのかたち」に気づいていく…
って、説明べたですが、「奇跡のどん底エンターテイメント」(←なんだそりゃ)
と宣伝されているだけあって、笑いと愛とで泣ける映画となっています。
ちなみにキャストは(敬称略)、
幸江…中谷美紀
イサオ…阿部寛
幸江の父親…西田敏行
はじめ遠藤憲一、カルーセル麻紀、名取裕子、アジャコングなど豪華メンバーですし、
監督は、堤幸彦さん。
堤監督ということは、そう!!
「自虐の詩」は気仙沼が舞台となっているんですよね。
(幸江の故郷が気仙沼です。)
もはや有名な話です。
が、私は去年気仙沼に帰ってきてから知りました。
以前に気楽会ブログでも、ともさんがとりあげ、
http://kirakukai.blog.shinobi.jp/Entry/650/
かの「気仙沼ジャン」さんからもトラックバックされていましたが、
気仙沼らしさがじわじわっと染み出た映画で、感動しました。
個人的には「ダンサーインザダーク」「タイタンズを忘れない」に次ぐ名作です。
というわけで、「自虐の詩」ロケ地を軽く巡ってきました。
まずは、五十鈴神社。
内湾(鼎ヶ浦)の神明崎にあるいわゆる「おしんめさん」が、
いきなしオープニングに登場です。
幸江(子役の岡珠希)が「幸せになりますように」と祈るも、
なんと、じゃらじゃらが落っこちる。
堤監督らしいブラックユーモアのはじまりーはじまりー。
そして、幸江がアルバイトしていたのが、
八日町の廣野新聞店さんでした!!
今でも変わらないたたずまいで、入ってみると中の作業場も味がありますよね。
映画でのご主人と奥さんが、ビックコンビなんだべや。
新聞配達エリアの「王将マーケット」。
産業遺産と化していますが、
昔の盛り場=太田らしさがのこっています。
こどもはあまり近づかないように!
太田の隣の入沢には、
幸江の実家がありました!
幸江の父親の西田敏行が裸で逮捕・連行され、
再婚相手の名取裕子がハデハデに振舞う姿は割腹絶倒。
このお二人に限らず、出演者全員が気仙沼人っぽくて、
親しみがもてるんです。
そして、トコロ変わって南町商店街裏の「浜見山」には、
幸江唯一の友だちである熊本さんの家と、
二人でケンカをした階段、友情の広場が。。。
「近ぐさいでも 遠ぐさいでも あんだのこと忘れねぇ。
うれしいどきも かなしいどきも あんだど友だちでいっから。
ずっと友だちでいっから」
なんつって。ズサー。
以上が市中心部でのロケ地でしたが、
他にも飛んで撮影していますよ。
幸江と熊本さんのタマリ場は、
鹿折の大浦漁港でした。(大浦郵便局裏手)
向こうに魚市場と安波山を眺めます。
「この町ば出ろ。ほんで一生戻ってきたらだめだがら」
というセリフは、悲しいことにツライ境遇に育った二人の本音でした。
都会へのあこがれは誰もが抱くものですからね。
ただ堤監督がなぜそのセリフをつかったのか。
もちろんそれは気仙沼に対するエールであったりするのです。
さいごに、幸江の学校は旧月立小学校でした。
気楽会のブログでも「八瀬の学校」としてよく登場します。
実は市内からとっても遠いんだけれど、
自然が豊かで、最高の撮影場所だったでしょう。
というわけで、今年を簡単に振り返ると、
色々な方とお話をすることができ、
(新地町遠征 http://kirakukai.blog.shinobi.jp/Entry/1571/)
(気仙沼ビューロー様懇談 http://kirakukai.blog.shinobi.jp/Entry/1634/)
あっためてた企画も実現することができ、
(カタリバー15 http://kirakukai.blog.shinobi.jp/Entry/1596/)
ブログも少ないながらも色々と書かせていただきました。
(例えば未来予想図 http://kirakukai.blog.shinobi.jp/Entry/1623/)
来年も何が起こるかわかりませんが、
初心を忘れず、一つ一つの目標・たのしみを追い求めていく。
こんなシンプルな感じでいきましょうかね。