気楽会の観光案内課
第30回6月12日(日)参加者募集中です。
第30回「気楽会の観光案内課」
日時:2016年6月12日(日)9:00~16:00
集合場所:気仙沼市役所
参加費:2000円
お問い合わせはメールで
kesennuma_kirakukai@yahoo.co.jp 主催:気楽会
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気楽会東京支部のアキヒロです。
以前、「世界からのメッセージ」という題で気仙沼出身でドイツで画家の修行をされている小野寺綾さんを紹介させていただきました。
気楽会日記を通じて、小野寺さんの想いと世界中が日本を応援しているということを伝えさせていただきましたが、海外にはまだまだ日本、気仙沼を応援している方がいらっしゃいました。
その方は小野寺さんと同じくドイツ在住の「クーゲレ彩」さんです。
クーゲレ彩さんは気仙沼との関わりは一切ありません。
震災後に小野寺さんと出会い、気仙沼の事情を知るとチャリティーコンサートを開き、気仙沼に義援金を送金してくださったそうです。
ほんとに世界中が応援しています。
気楽会日記を通じて、一人でも多くの方に伝わってほしいです。
遠くの場所にいても、その場所で自分ができることをして、応援している方はたくさんいます。想いは一つです。
そのクーゲレ彩さんからの気仙沼へのメッセージとその時のチャリティーコンサートの写真をいただきました。
--------------------------------------------------------
気仙沼市民の皆様、その他各地の被災者の方々に、ドイツのライプツィヒ市より、まずは心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
今回の震災で、皆さんが受けた恐怖と心の痛みは、私達が察するなどと表現してはいいものではないと思っています。
それでも、私たち海外に身をおく、在外日本人にとって、今回の震災は心の打ちのめされる現実でした。その場にいて苦しみを分かち合えないもどかしさは、さらに私たちを苦しめる事となっていました。
私たちがここでできる事は何か・・・できる事はあるのか・・・何をすべきなのか・・・考え続けて一週間が経ち、まず最初に私たちがした事は、義援金受付口座を記したビラを、ライプツィヒの街の人に配る事でした。多くの人は、どこに一体送れば確実に現地に届くのかがわからず、戸惑っていただけに、この情報提供は、温かく受け入れられ、中には頭を深々と下げて、「日本人の毅然とした態度に敬意を表したい、心からお見舞い申し上げたい」と言ってくれる人もいました。
かつて数多くの大作曲家が過ごした音楽の街、ライプツィヒで音楽を学び、現在は音楽大学の非常勤講師として、そして子供にピアノを教えるピアノ教師として従事する私には、数え切れないほどの音楽仲間が存在します。そんな仲間が、私の声に応えて100人以上集まり、わずか10日ほどの準備期間で行われたのが、3月31日のチャリティコンサートでした。
そこから一週間ほど遡った頃、私は気仙沼出身の芸術家で、ベルリンにアトリエをお持ちの小野寺綾さんとコンタクトを持ちました。
集める義援金を、何とか早く、直接被災者の方々の手に届く所に送れないかと、色々模索中だった私は、綾さんとのやり取りの中で、気仙沼を応援、支援したい気持ちが日々強くなっていきました。そこで、私はこのチャリティコンサートで集まった義援金の3分の1を独日協会に託し、残り3分の2を気仙沼に送ることに決めたのでした。
当日は、3つの合唱団とソリストを合わせた100人の演奏家、400人の観客を集め、日本人とドイツ人が混ざって、司会者・演奏者・観客の心が一つになった、とてもいいコンサートとなりました。教会に響き渡るコーラスの歌声、オルガンの音、その他楽器の音、司会者の話、どれもが心のこもった素晴らしいものでした。
そしてその日、私たちは、3800ユーロ(およそ45万円)の義援金を集める事ができたのでした。
その内1200ユーロを独日協会へ、残りの2600ユーロを気仙沼へ送る分としました。
さらに、ライプツィヒから車で1時間半ほどの所で行われた、ザクセン州選抜コーラスによるチャリティコンサートで集まった500ユーロ、個人的に知人・親戚から預かった義援金530ユーロを合わせると、3630ユーロ(およそ44万円)が近日中に気仙沼の口座に送金できる予定です。
これらが必要な分のごく一部でも、皆さんの元気の基に使われれば幸いです。
一つお願いがあります。
復興に5年から10年かかるといわれていますが、息の長い支援を続けていく為にも、皆さんが受け取った元気を私たちの方に知らせてはいただけないでしょうか。そうしたキャッチボールが、これからの私たちの励みにもなります。そして今回支援してくれた、ドイツ人の仲間達にも新たなモチベーションとなって、次へのチャリティーコンサートへつなげることが出来るのです。この大変な中、今はそんな時間も余裕もないことは分かっています。ただ、もう少し落ち着いてきた頃に、何か一言お知らせをいただけたら、また、皆さんの元気な様子を写真でいただけたら、私たちにとってこんなに嬉しい事はありません。
それでは、皆さんが、大人も子供も心から笑顔になれる日が、きっと来る事を信じて、「冬は必ず春になる」事を信じて、ドイツから応援・支援しています。一緒に一歩一歩進んでいきましょう。
ご不便な生活がまだまだ続くと思われますが、皆さんお体を大切になさってください。
桜の花が皆さんの心の安らぎになりますように・・・
4月8日
ライプツィヒ音楽家、及び日本人会代表、クーゲレ彩
--------------------------------------------------------
その時の写真です。
①コーラス演奏
②演奏会幕開け。オルガン伴奏で日本人も何人か参加して90人以上の大合唱
③演奏会の終わりに、演奏者達への感謝の意味を込めて、折鶴を一人ひとりにプレゼントしました。(ちなみに観客の皆さんにも、義援金のお礼に出口で折鶴を渡しました。)
クーゲレ彩さん、本当にありがとうございました。
これを読んで元気にならない方はいないと思います。
世界中が応援しています。
今度は私たちがお返しする番です。
ドイツの方々から受け取った元気を倍にして送り返して、
キャッチボールを続けていきましょう。
以前、「世界からのメッセージ」という題で気仙沼出身でドイツで画家の修行をされている小野寺綾さんを紹介させていただきました。
気楽会日記を通じて、小野寺さんの想いと世界中が日本を応援しているということを伝えさせていただきましたが、海外にはまだまだ日本、気仙沼を応援している方がいらっしゃいました。
その方は小野寺さんと同じくドイツ在住の「クーゲレ彩」さんです。
クーゲレ彩さんは気仙沼との関わりは一切ありません。
震災後に小野寺さんと出会い、気仙沼の事情を知るとチャリティーコンサートを開き、気仙沼に義援金を送金してくださったそうです。
ほんとに世界中が応援しています。
気楽会日記を通じて、一人でも多くの方に伝わってほしいです。
遠くの場所にいても、その場所で自分ができることをして、応援している方はたくさんいます。想いは一つです。
そのクーゲレ彩さんからの気仙沼へのメッセージとその時のチャリティーコンサートの写真をいただきました。
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気仙沼市民の皆様、その他各地の被災者の方々に、ドイツのライプツィヒ市より、まずは心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
今回の震災で、皆さんが受けた恐怖と心の痛みは、私達が察するなどと表現してはいいものではないと思っています。
それでも、私たち海外に身をおく、在外日本人にとって、今回の震災は心の打ちのめされる現実でした。その場にいて苦しみを分かち合えないもどかしさは、さらに私たちを苦しめる事となっていました。
私たちがここでできる事は何か・・・できる事はあるのか・・・何をすべきなのか・・・考え続けて一週間が経ち、まず最初に私たちがした事は、義援金受付口座を記したビラを、ライプツィヒの街の人に配る事でした。多くの人は、どこに一体送れば確実に現地に届くのかがわからず、戸惑っていただけに、この情報提供は、温かく受け入れられ、中には頭を深々と下げて、「日本人の毅然とした態度に敬意を表したい、心からお見舞い申し上げたい」と言ってくれる人もいました。
かつて数多くの大作曲家が過ごした音楽の街、ライプツィヒで音楽を学び、現在は音楽大学の非常勤講師として、そして子供にピアノを教えるピアノ教師として従事する私には、数え切れないほどの音楽仲間が存在します。そんな仲間が、私の声に応えて100人以上集まり、わずか10日ほどの準備期間で行われたのが、3月31日のチャリティコンサートでした。
そこから一週間ほど遡った頃、私は気仙沼出身の芸術家で、ベルリンにアトリエをお持ちの小野寺綾さんとコンタクトを持ちました。
集める義援金を、何とか早く、直接被災者の方々の手に届く所に送れないかと、色々模索中だった私は、綾さんとのやり取りの中で、気仙沼を応援、支援したい気持ちが日々強くなっていきました。そこで、私はこのチャリティコンサートで集まった義援金の3分の1を独日協会に託し、残り3分の2を気仙沼に送ることに決めたのでした。
当日は、3つの合唱団とソリストを合わせた100人の演奏家、400人の観客を集め、日本人とドイツ人が混ざって、司会者・演奏者・観客の心が一つになった、とてもいいコンサートとなりました。教会に響き渡るコーラスの歌声、オルガンの音、その他楽器の音、司会者の話、どれもが心のこもった素晴らしいものでした。
そしてその日、私たちは、3800ユーロ(およそ45万円)の義援金を集める事ができたのでした。
その内1200ユーロを独日協会へ、残りの2600ユーロを気仙沼へ送る分としました。
さらに、ライプツィヒから車で1時間半ほどの所で行われた、ザクセン州選抜コーラスによるチャリティコンサートで集まった500ユーロ、個人的に知人・親戚から預かった義援金530ユーロを合わせると、3630ユーロ(およそ44万円)が近日中に気仙沼の口座に送金できる予定です。
これらが必要な分のごく一部でも、皆さんの元気の基に使われれば幸いです。
一つお願いがあります。
復興に5年から10年かかるといわれていますが、息の長い支援を続けていく為にも、皆さんが受け取った元気を私たちの方に知らせてはいただけないでしょうか。そうしたキャッチボールが、これからの私たちの励みにもなります。そして今回支援してくれた、ドイツ人の仲間達にも新たなモチベーションとなって、次へのチャリティーコンサートへつなげることが出来るのです。この大変な中、今はそんな時間も余裕もないことは分かっています。ただ、もう少し落ち着いてきた頃に、何か一言お知らせをいただけたら、また、皆さんの元気な様子を写真でいただけたら、私たちにとってこんなに嬉しい事はありません。
それでは、皆さんが、大人も子供も心から笑顔になれる日が、きっと来る事を信じて、「冬は必ず春になる」事を信じて、ドイツから応援・支援しています。一緒に一歩一歩進んでいきましょう。
ご不便な生活がまだまだ続くと思われますが、皆さんお体を大切になさってください。
桜の花が皆さんの心の安らぎになりますように・・・
4月8日
ライプツィヒ音楽家、及び日本人会代表、クーゲレ彩
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その時の写真です。
①コーラス演奏
②演奏会幕開け。オルガン伴奏で日本人も何人か参加して90人以上の大合唱
③演奏会の終わりに、演奏者達への感謝の意味を込めて、折鶴を一人ひとりにプレゼントしました。(ちなみに観客の皆さんにも、義援金のお礼に出口で折鶴を渡しました。)
クーゲレ彩さん、本当にありがとうございました。
これを読んで元気にならない方はいないと思います。
世界中が応援しています。
今度は私たちがお返しする番です。
ドイツの方々から受け取った元気を倍にして送り返して、
キャッチボールを続けていきましょう。
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